映画音楽(soundtrack)*1*2010/01/24

いままで観た映画の中で、サウンドトラックCDまで買っちゃったものが
いくつかある。
どれもイントロを聴いただけでその映像、その作品に対する感情までもが一気に蘇る。
今回は『TWIN PEAKS』と『グラン・ブルー』。


<TWIN PEAKS(ツイン・ピークス)>監督:ディヴィッド・リンチ
 80年代後半にアメリカでシリーズ放映されたTVドラマ。後に映画にも 
 なった。当時レンタルビデオで新作がでるのを心待ちにして観ていた。
 「誰がローラ・パーマーを殺したか?」ということで、主人公のFBI捜査官
 はじめ登場人物が皆ヘンテコなキャラクター(丸太とお話しする丸太おばさ
 んとか)、摩訶不思議なストーリー展開。。。
 でも、私がこのドラマにハマるきっかけはアンジェロ・バラメンティの音楽
 だった。
 ある日、池袋西武のとあるコーナーでかかっていたBGMがどうしても心に
 引っかかって店員さんに訊いたら、ツイン・ピークスのサウンドトラック
 で、後でよく思い返したらその少し前、NHKでツイン・ピークスのパイ
 ロット版が放映されたのを何気なく観ていたのだった。そして頭に残ってい
 たのがそのテーマ曲だったってこと。
 それだけ印象深い美しく、悲しく、切ないメロディー。
 奇想天外なストーリーがなんとかなったのは、彼の曲があったからだと
 思う。


<グラン・ブルー>監督:リュック・ベッソン
 これもエリック・セラの音楽抜きでは語れない、音楽と映像が一体化した
 映画。フランス人監督でハリウッド映画なんだけど、アメリカの映倫がエン
 ディングに文句を付けて、アメリカバージョンとヨーロッパバージョンと
 二通りある。私は断然ヨーロッパバージョン派。
 主人公3人の愛と海、イルカ、どこまで深く潜れるか。
 シンプルなストーリーなのになんでこんなに感動させられるんだろう?
 これの影響で、どうしてもエーゲ海に行きたくてギリシャに旅行に行っ 
 ちゃった。クレタ島・ミコノス島・サントリーニ島。
 青と白、遺跡と海と猫。シンプルで素晴らしい場所だった。